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2025/01/28 00:26
台湾茶を詳しく知る#7 今回お記事は台湾茶の歴史についてです。
台湾茶の歴史は中国茶の歴史と密接に繋がっています。
中国茶の歴史については
こちらの記事を参照ください。台湾茶を詳しく知る#11【中国茶の歴史】
台湾茶の歴史
台湾茶の歴史は17世紀、オランダ統治時代(1624〜1662年)に始まりました。
この時期、中国福建省や広東省から移民が茶樹を持ち込み、茶の栽培を始めたのが台湾茶の起源です。
清朝時代(1683〜1895年)
19世紀後半、清朝末期には福建省安渓から持ち込まれた烏龍茶の栽培が本格化し、台湾各地で茶産業が発展しました。
特に台北の文山地区や南投県の凍頂山は高品質な烏龍茶の産地として有名です。
この時期、茶葉の品質向上と生産量の拡大が進み、台湾茶は中国本土や東南アジアへの輸出品として重要な地位を確立しました。
日本統治時代(1895〜1945年)
日本統治時代には製茶技術が大きく進化し、茶の品質向上と輸出の拡大が進められました。
この時期、日本政府は台湾の茶産業を振興するため、近代的な製茶設備を導入し、台湾紅茶(特に日月潭紅茶)や高山茶の栽培が奨励されました。
台湾茶はヨーロッパやアメリカにも輸出され、国際的な評価を得るようになりました。
戦後〜現代(1945年〜)
戦後、台湾は独自の茶文化を発展させ、高山茶や東方美人茶、凍頂烏龍茶、金萱茶などの多様な種類が世界的に評価されています。
特に1970年代以降、台湾茶は「高山茶」のブランドで注目を集め、標高の高い地域で栽培される茶葉は甘みと芳醇な香りで高い評価を得ています。
また、台湾政府は茶農家への支援や品種改良、製茶技術の向上に力を入れ、国際的な茶品評会で多くの賞を受賞するなど、台湾茶の知名度はますます高まっています。
さらに、観光業と結びついた茶文化体験ツアーも人気を集め、台湾茶は経済的にも重要な役割を果たしています。
現在、台湾茶は国内外で人気を博し、伝統的な製法と現代的な技術が融合した独自の茶文化を形成しています。
また、台湾各地で開催される茶の品評会や国際的な展示会を通じて、台湾茶は世界中の茶愛好家に広く知られています。