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【林華泰茶行】茉莉香片(ジャスミン茶) Jasmine Green Tea 150g【中級品】
☆花開く香りの余韻、茉莉花(ジャスミン)が彩る至福の一杯 – 茉莉香片
茉莉香片(ジャスミン茶)は、緑茶や烏龍茶に茉莉花(ジャスミン)の花の香りを移した、華やかな香りが特徴のフレーバーティーです。当店の茉莉香片は緑茶をベースにしております。その名の通り、茉莉花の香りが茶葉に移されることで、飲むたびに花が咲くような優雅な香りを楽しむことができます。茶葉は台湾で生産され、緑茶をベースとするものが一般的ですが、烏龍茶や白茶をベースとしたものもあります。
茉莉香片の製造工程は、茶葉と新鮮なジャスミンの花を何層にも重ね、茶葉が花の香りを吸収するようにじっくりと時間をかけて香りを移す方法が用いられます。この作業は何度も繰り返され、濃厚で豊かなジャスミンの香りが完成します。
その香りは、花束を思わせる優雅で甘いアロマが広がり、味わいは爽やかで軽やかながらも、茉莉花のほのかな甘味が余韻として残ります。リラックス効果が高いとされ、日常のティータイムから特別なひとときまで、幅広いシーンで楽しまれています。茉莉香片は、花の香りと茶葉のバランスが絶妙な一杯で、心を落ち着かせながらも華やかさをもたらすお茶として、多くの茶愛好家に愛されています。
☆茉莉香片は、茉莉花の甘く華やかな香りが広がり、爽やかで軽やかな味わいの中にほのかな甘味と優雅な余韻。
☆茶葉使用量の目安
ティーポットや茶壺など:350cc
茶葉使用量目安 :2-3g
2-3煎お飲みいただけます。
☆お茶の詳細
商品名 :【林華泰茶行】茉莉香片(ジャスミン茶) Jasmine Green Tea 150g【中級品】
原産国名:台湾
生産地 :台北市三峽區
茶園海抜:200-400m
茶樹品種:青心柑仔種
発酵度 :不発酵茶0%
焙煎程度:軽焙煎
保存期限:2年
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
輸出社名:台湾檸檬薄荷有限公司
内容量 :150g
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¥4,500
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茉莉香片(ジャスミン茶)について
歴史
茉莉香片(ジャスミン茶)の歴史は、2000年以上前の中国に遡ります。茉莉花(ジャスミン)は、漢代(紀元前206年~220年)にインドから中国に伝わったとされ、当初は観賞用や薬用として用いられていました。しかし、唐代(618年~907年)になると、茉莉花を使ってお茶に香りを移す技術が発展し、茉莉香片の基盤が作られました。
本格的に茉莉香片が広まったのは宋代(960年~1279年)以降で、この時期にはお茶と香りの融合が高く評価されるようになり、香りを楽しむ文化が茶道と結びつきました。特に南宋時代には、上流階級の間で茉莉香片が贅沢品として重宝され、茉莉花の香りが茶葉の味わいを引き立てる技法がさらに洗練されました。
清代(1644年~1912年)に入ると、茉莉香片の製法が確立され、中国南部の福建省や広西チワン族自治区が主要な生産地として知られるようになりました。この時期、茶葉と新鮮な茉莉花を層状に重ね、茶葉が茉莉花の香りを吸収する「窨(薫)」と呼ばれる製法が発展し、現在の茉莉香片の基盤が完成しました。
台湾における茉莉香片(ジャスミン茶)の歴史は、19世紀後半、日本統治時代の初期(1895年~1945年)にその基盤が築かれました。この時期、中国本土から台湾へ茶文化や製茶技術が伝えられる中で、ジャスミン茶の製法も輸入され、台湾独自の茉莉香片が生産されるようになりました。特に、台湾北部の台北周辺や桃園、基隆などの地域がジャスミン茶の主な生産地として発展しました。
戦後、1945年以降の国民政府時代になると、台湾の茶産業はさらに多様化し、茉莉香片の生産も続けられました。新鮮な茉莉花を茶葉に香り付けする伝統的な「窨(薫)」技術が活用されながらも、台湾独自の改良が加えられ、台湾茉莉香片としての個性が確立されました。
1970年代から1980年代にかけて、台湾の茶産業は輸出中心から国内消費へとシフトし始め、茉莉香片は手軽で親しみやすいフレーバーティーとして広く愛飲されるようになりました。また、台湾特有の高山茶や烏龍茶と茉莉香片を組み合わせた新しいスタイルのジャスミン茶が開発され、茶文化の多様性を象徴する存在となりました。

生産環境
茉莉香片は、主に台北市三峽區などで生産され、これらの地域の自然環境が特有の香りと風味を支えています。亜熱帯気候の台湾は年間を通じて温暖で湿潤な気候に恵まれ、特に茉莉花が開花する夏から秋にかけての高温多湿な環境が香り成分を最大限に引き出します。茶葉は標高200~400メートルの丘陵地帯で栽培され、昼夜の温度差とミネラル豊富な土壌が茶葉の甘味とコクを高めます。茉莉香片の製造には、早朝に摘まれた新鮮な茉莉花と柔らかな茶葉が使用され、伝統的な「窨(薫)」技術により、茶葉に自然な香りを移します。
茶葉
繊細に加工された細長い形状が特徴で、緑茶をベースにしています。乾燥した茶葉には茉莉花の花びらが少し混ざっている場合もあり、華やかな見た目が楽しめます。
香り
茉莉花(ジャスミン)の甘く華やかな香りです。
味わい
軽やかで爽やかな飲み口が特徴です。茉莉花の甘味がほのかに感じられるとともに、茶葉の旨味やほのかな渋味が絶妙に調和しています。
発酵度
茉莉香片の発酵度は、緑茶を使用した場合は発酵度が0%の非発酵茶です。茉莉花の香りを引き立てるために適度な加工が施されています。
焙煎程度
焙煎は非常に軽めに仕上げられることが多く、茶葉本来の風味と茉莉花の香りを最大限に引き出す製法が採用されています。焙煎を控えめにすることで、花の香りが前面に出る繊細な仕上がりとなっています。
楽しみ方・淹れ方
お湯の温度:70~80℃程度の少し低めのお湯で淹れるのがおすすめです。高温すぎると茶葉の繊細な風味が損なわれたり、渋みが強く出る場合があるため、沸騰したお湯を少し冷ましてから使用すると良いでしょう。
茶葉の量 :ティースプーン1杯(約2-3g)の茶葉をティーカップ1杯分で2-3煎お飲みいただけます。
浸出時間 :30秒~1分程度の短い浸出時間が適しています。短時間で香りや味がしっかり抽出されます。
楽しみ方 :茉莉香片は、その茉莉花(ジャスミン)の甘く華やかな香りを楽しむため、ストレートで飲むのが最適です。また、アイスティーとして冷やして飲むと爽やかさが増し、夏の暑い季節にぴったりです。