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【林華泰茶行】文山包種茶 ぶんざんほうしゅ茶 Wenshan Pouchong Tea 150g【高級品】
☆台湾北部の自然が育んだ優雅な一杯 – 文山包種茶
台湾文山包種茶は、台湾北部新北市文山区で栽培される軽発酵烏龍茶の代表格で、その名は地域の名と伝統的な包装方法「包種」に由来します。標高約200~800メートルの丘陵地帯で育つ茶葉は、湿度の高い霧に覆われた環境で育まれ、繊細な香りと清涼感のある味わいを生み出します。軽い揉捻と発酵により仕上げられる文山包種茶は、焙煎がほとんど行われないため、茶葉本来のフレッシュな風味が際立つのが特徴です。
☆ジャスミンや蘭を思わせる華やかな香りと、爽やかでほのかに甘い味わいが特徴。軽やかな飲み口と心地よい余韻が広がる、優雅で繊細な一杯をお楽しみいただけます。
☆茶葉使用量の目安
ティーポットや茶壺など:350cc
茶葉使用量目安 :2-3g
2-3煎お飲みいただけます。
☆お茶の詳細
商品名 :【林華泰茶行】文山包種茶 ぶんざんほうしゅ茶 Wenshan Pouchong Tea 150g【高級品】
原産国名:台湾
生産地 :新北市文山区
茶園海抜:200-800m
茶樹品種:青心烏龍種
発酵度 :軽発酵10-15%
焙煎程度:軽焙煎
保存期限:2年
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
輸出者名:台湾檸檬薄荷有限公司
内容量 :150g
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文山包種茶について
歴史
文山包種茶の歴史は、19世紀末から20世紀初頭の台湾において、清朝時代の茶産業の発展と深く結びついています。このお茶の名前は、主な産地である新北市文山区に由来し、「包種」という名称は、製茶の過程で茶葉を紙で包む独特の工程から名付けられました。
台湾における文山包種茶の始まりは、福建省からの移民が台湾に持ち込んだ製茶技術に遡ります。彼らは地元の土壌や気候を活かし、福建の烏龍茶製法を応用して軽発酵の「包種茶」を開発しました。文山区の山岳地帯は、豊かな霧と昼夜の温度差に恵まれており、茶葉の香りや風味を引き出す理想的な環境となりました。
特に清朝末期から日本統治時代(1895年~1945年)にかけて、文山包種茶は台湾を代表する輸出品となり、日本や東南アジアを中心に広く流通しました。この時期に製茶技術が近代化され、品質が大幅に向上しました。
文山包種茶は、その清らかな香りと繊細な味わいで、特に台湾国内で高い評価を得るようになり、台湾茶文化を代表する存在となりました。現在では、伝統的な製法と現代の技術が融合し、高品質な文山包種茶が国内外で愛されています。その特徴である花のような香りと軽やかな甘味は、多くの茶愛好家に親しまれています。

生産環境
文山包種茶は、主に台湾新北市文山区とその周辺地域で生産されています。この地域は標高200~800メートルの丘陵地帯で、北部に位置するため年間を通じて気温が比較的涼しく、霧が頻繁に発生します。特に坪林郷や石碇地区が有名で、茶葉の栽培に理想的な気候条件を備えています。土壌は肥沃で、特に有機物が豊富な粘土質土壌が茶葉の香りを豊かにします。これらの地理的要因により、文山包種茶はジャスミンや蘭を思わせる華やかな香りと、爽やかで軽やかな味わいが生まれます。坪林郷には現在でも伝統的な製茶場が多くあり、「坪林茶文化博物館」などを通じてその製茶技術や歴史が伝えられています。文山包種茶の生産環境は、台湾茶文化を象徴する重要な要素となっています。
茶葉
丸くねじれた形状が特徴的です。茶葉は均一で鮮やかな深緑色をしており、葉の縁にはわずかに白い産毛が残っています。この形状は、製茶過程での手作業による軽い揉捻(じゅうねん)によって生まれ、茶葉の繊細な風味を守りつつ美しい外観を保っています。
香り
ジャスミンや蘭を思わせる華やかで優雅な香りが特徴です。香りの軽やかさと透明感は、他の烏龍茶にはない大きな魅力です。
味わい
緑茶に近い爽やかさで、ほのかな甘みとわずかな渋みが絶妙なバランスを保っています。特に口当たりが軽やかで飲みやすく、後味には清涼感が残ります。
発酵度
文山包種茶は軽発酵の烏龍茶で、発酵度は約10%~15%と非常に低いのが特徴です。この軽い発酵により、緑茶に近い爽やかさと烏龍茶特有のまろやかさを兼ね備えています。発酵が控えめであることで、茶葉の自然な風味がより強調されています。
焙煎程度
文山包種茶は基本的に焙煎が非常に軽いものが主流です。このため、茶葉本来の新鮮な香りと味わいを楽しむことができます。

楽しみ方・淹れ方
お湯の温度:80~85℃が理想的です。高温で淹れると繊細な香りや爽やかな味わいが損なわれる可能性があるため、沸騰したお湯を少し冷ましてから使用します。この温度で淹れることで、文山包種茶特有のジャスミンや蘭を思わせる華やかな香りと、清涼感のある味わいを最大限に引き出せます。
茶葉の量 :ティースプーン1杯(約2-3g)の茶葉をティーカップ1杯分で2-3煎お飲みいただけます。
浸出時間 :1-2分間蒸らします。短時間で香りと味わいが引き立ちます。
楽しみ方 :文山包種茶は、リラックスタイムや軽いお茶請けとの組み合わせに最適です。その華やかな香りと爽やかな味わいは、フルーツや和菓子との相性が良いです。また、冷やしてアイスティーにすることで、清涼感がさらに引き立ち、暑い季節にもぴったりです。軽やかな風味は、朝の目覚めや食後の口直しにもおすすめで、さまざまなシーンで文山包種茶の魅力を楽しむことができます。