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2025/01/27 23:47
台湾茶を詳しく知る#3は台湾緑茶の製造工程についてです。
台湾緑茶の製造工程
台湾緑茶の製造は、茶葉の酸化を抑えるために迅速な加工が求められます。
① 摘採
新芽または若い茶葉を手摘みまたは機械摘みで収穫します。収穫は通常、春や秋の茶葉が最も品質が高い時期に行われます。
② 萎凋(いちょう)
摘み取った茶葉を短時間日光に当ててしおらせる工程です。萎凋により茶葉の余分な水分を除き、柔軟性を持たせます。
③ 殺青(さっせい)
茶葉を高温で窯で炒ることで、酵素の働きを止め、発酵(酸化)を防ぎます。台湾では、窯で炒る製法が主流で、この過程で茶葉の鮮やかな緑色と香りが固定されます。
④ 揉捻(じゅうねん)
茶葉を手や機械で揉み、形状を整える工程です。緑茶の場合、茶葉が細長くなるように軽く揉むことが一般的です。
⑤ 乾燥
茶葉を低温でじっくりと乾燥させ、水分含有量を5%以下にします。この工程により茶葉が保存可能となり、香りと味がさらに引き出されます。
⑥ 精選
茶葉をふるいにかけ、不純物や規格外の茶葉を取り除きます。必要に応じて、等級ごとに仕分けを行います。